貯蓄の手段として良く利用されているのが財形貯蓄ですが、利用する前はデメリットの理解も必要です。
ここでは財形貯蓄を行うデメリットについて紹介します。
利用する前に一度確認しておきましょう。

一般財形は天引きによる預金と変わりません

財形貯蓄は給料から強制的に天引きして積立てますので、今まで貯金ができなかった人にもオススメです。
しかし、財形給付金制度や財形基金制度のない会社の方にはデメリットになることがあります。

この場合、単純な天引きと同じシステムですので、銀行への預金と何ら変わりないことになります。
ですので、一般財形がデメリットに感じる方は、普通に銀行に預金をした方がいいかもしれません。

ちなみにネットバンクの中には、財形貯蓄の預金利子よりも高いところがあります。
ですので、会社の財形に財形給付金制度や財形基金制度がない方は、思い切ってネットバンクへの自動積立に切り替えるのも一つの方法です。

ネットバンクの預金金利はネット上から検索できますので、一度確認しておくといいでしょう。

財形貯蓄は目的外による解約がしづらい

財形貯蓄のデメリットとしては、この解約の面も挙げられます。
財形というのはもともと一定額の貯蓄が目的ですので、すぐに解約することはあまりありません。

しかしその中には、目的外での出費がある人も出てくるでしょう。
その場合、今まで貯めてきた財形を解約することになりますが、財形貯蓄は解約しづらい面があります。

例えば財形住宅貯蓄には様々な条件があり、基本的には新築や増改築の用途にしか使用できないようになっています。
そのようなこともあり、他の目的で使用する場合、非課税の期間についても遡及して課税されてしまいます。
財形の額にもよりますが、額が大きいと課税額も増えてきますので注意する必要があります。

年金財形は401kの方がお得な場合がある

老後の年金のために財形貯蓄をする人も多いと思います。
年金積立については様々な方法がありますが、その中でも話題になっているのが、401k(個人型確定拠出年金)です。
実際にこの401kで年金積立を行っている人もいます。

401kにはメリットも多く、年金のために財形をするのであれば、この個人型確定拠出年金の方がお得だとも言われています。
財形貯蓄の場合、非課税部分はあくまで利子だけになりますが、401kであれば、掛け金もすべて所得控除の対象になるのです。

また、運用益や利子についても550万円だけでなく、全額が非課税扱いになりますのでかなりお得だと言えます。
年金のために財形貯蓄を考えている方は、一度個人型確定拠出年金を確認しておくといいでしょう。
そしてお得であれば、切り替えてみるのも1つの手だと思います。

財形のデメリットにも注意しておきましょう

貯蓄のために財形貯蓄を選択している人も少なくありません。
財形は確かにメリットが多く魅力的ですが、上記のようにデメリットもありますので注意しておく必要があります。